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イラストをフィギュア化するAIのやり方!失敗しないための対処法も!

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2025年9月5日現在、Xでよく見るイラストをフィギュア化するAIが話題になっています。

どうやっているのかな?

今回は、

イラストをフィギュア化するAIのやり方

について調査していきます。

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目次

イラストをフィギュア化するAIが話題

2025年9月5日現在、Xでよく見るイラストをフィギュア化するAIが話題になっています。

出典:X

出典:X

「これ3Dプリンタで作ったんじゃない?」ってレベルでリアルに仕上がるので、オタク界隈からペット飼い、アイドルファンまで大盛り上がりです。

イラストをフィギュア化する手順まとめ

イラストを立体フィギュア風にしてくれる画像を作ってるのが、

Googleの最新AIツール 「Gemini 2.5 Flash Image(通称:Nano Banana)」です。

無料プランでも1日1,500回まで生成可能です

試し放題なのは嬉しいですね

イラストをフィギュア化するには、以下の手順で行います。

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【ステップ1】Google AI Studioにアクセスする

まずは公式サイトの Google AI Studio にアクセスします。

Googleアカウントでログインすればすぐに利用できます。

  1. ログイン後、「新しいプロジェクト」を作成。

  2. モデルの選択画面で 「Gemini 2.5 Flash」 を指定。

これで準備は完了です。

特別な設定は必要ありません。

【ステップ2】フィギュア化したい画像をアップロード

画面にある 「Upload Image」 ボタンをクリックし、変換したいイラストや写真を選びます。

成功率が高い画像の特徴は、

  • 輪郭がはっきりしている(線が太め・明確)

  • 背景が単色または真っ白でシンプル

  • 塗りがベタ塗り中心で、複雑なグラデーションが少ない

  • キャラクターの顔が正面向き(カメラ目線)

逆に、背景にごちゃごちゃした装飾があったり、影や模様が複雑すぎるとAIが混乱して失敗することがあります。

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【ステップ3】プロンプトを入力する(仕上がりの指示を出す)

画像を選んだら、いよいよ指示文(プロンプト)を入力します。

これはAIへの注文書のようなものです。

仕上がりを左右する大事な工程です。

入力例
  • 「このキャラクターを1/7スケールのリアルなフィギュアにしてください。アクリル台座に立たせて、展示用ショーケースの中に配置してください。」

  • 「プラスチックの質感を強調し、光沢感のあるフィギュアにしてください。背景は真っ黒で、スポットライトを当ててください。」

ポイントはできるだけ具体的に書くこと

「かわいい感じ」よりも「1/7スケール・アクリル台座・プラスチックの質感」といった具体的な言葉を使うと、理想に近い仕上がりになります。

日本語で問題なく通じるので、英語が苦手でも安心です。

【ステップ4】生成&保存

指示を書き終えたら、画面右上の「Run」ボタンをクリックします。

するとAIが画像を解析し、わずか10〜30秒ほど でフィギュア風の画像を生成してくれます。

  • 気に入らなければ、プロンプトを修正して再生成すればOK。

  • 保存はワンクリックで可能。SNSで共有もすぐできます。

  • 無料プランでも1日最大1,500回まで生成できるので、納得いくまでトライ可能。

これでイラストをフィギュア化する手順は完成です。

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イラストをフィギュア化する時の失敗あるある

イラストをフィギュア化する時の失敗あるある①:顔が溶ける/別人になる

イラストをフィギュア化する時の失敗あるある1つ目は【顔が溶ける/別人になる】です。

現象:目や鼻が歪む、顔のパーツが足りない・増えてる、別人風になる。

主な原因として考えられるのは、元画像の顔が斜め・小さめ・情報が多い、背景や髪と顔のコントラスト不足、モデルが補完しすぎる点です。

すぐできる対処法は以下のとおりです。

  • 事前処理:顔を中心にトリミングしてアップロード(顔が小さいと破綻しやすい)。コントラストを少し上げる(目・輪郭がはっきりする)。

  • プロンプト(必ず入れる)

    画像の顔の形・目・口を厳密に保持。顔のプロポーションを変更しないでください。目の位置・瞳のデザインはそのまま再現してください。」

  • ネガティブ(NG)追加

    顔の変形をしない、追加の顔パーツを入れない、別人にしない。」

後処理で顔だけ別パスで「inpainting(塗り直し)」すると効率的です。

顔部分だけ再生成して整えることができます。

イラストをフィギュア化する時の失敗あるある②:背景や装飾が邪魔して本体が崩れる

イラストをフィギュア化する時の失敗あるある2つ目は背景や装飾が邪魔して本体が崩れるです。

現象:背景の情報に引きずられてキャラの輪郭や色が崩れる。

主な原因は、背景が複雑すぎてAIがどこをメインにすべきか迷うからだと思われます。

すぐできる対処は以下のとおりです。

  • 事前処理:背景を消す(簡単な切り抜きツールで透明化 or 単色に)。

  • プロンプト:

    背景は無地のショーケース(または透明)にしてください。背景の花・文字・装飾は表示しないでください。

背景を残したいのであれば、別画像で「台座のみ参考画像」を渡し、どの画像の何を参照するか明記すると良いでしょう。

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イラストをフィギュア化する時の失敗あるある③:グラデや影がアザっぽくなる

イラストをフィギュア化する時の失敗あるある3つ目はグラデや影がアザっぽくなるです。

現象:グラデーションが“斑点”や“内出血”のように見える。

主な原因は、微妙な色の遷移(グラデ)をモデルが塗りのテクスチャとして誤認するからのようです。

すぐできる対処法は以下のとおりです。

  • 事前処理:グラデを少し平滑化または「ポスタリゼーション(階調を減らす)」して単純化する。

  • プロンプト:

    塗りはベタ塗りベースで、グラデーションは滑らかに表現。肌や影が“斑点”や“アザ”のようにならないようにしてください。

イラストをフィギュア化する時の失敗あるある④:複雑な模様や細かい装飾がめちゃくちゃになる

イラストをフィギュア化する時の失敗あるある4つ目は複雑な模様や細かい装飾がめちゃくちゃになるです。

現象:衣装の模様が潰れたりランダムに置き換わる。

主な原因は、模様の情報量が多すぎてモデルが正確に再現できないからだと思われます。

すぐできる対処法は以下のとおりです。

  • 事前処理:模様の「拡大図」や「別画像で模様だけ」を用意してアップロード。

  • プロンプト(正確に再現したい場合):

    衣装の模様は画像2(模様拡大)を厳密に再現」 または 「模様はシンプル化して再現(必要なら簡略化を指定)」。

もし再現より雰囲気優先であれば「模様は粗めに簡略化して、主要な色と形を保つ」と指定すると良いでしょう。

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イラストをフィギュア化する時の失敗あるある⑤:指や手の数が増える/手の形がひどい

イラストをフィギュア化する時の失敗あるある5つ目は指や手の数が増える/手の形がひどいです。

現象:指がつながった、余分な指がある、関節の位置がおかしい。

手は生成モデルにとって最も崩れやすい箇所の1つのようです。

すぐできる対処法は以下のとおりです。

  • 事前処理:手の位置がはっきりわかる画像を用意する。

  • プロンプト:

    指の本数を正確に、指の関節・爪の数を正しく描写。指の破綻を避ける。」

手は別パスでアップデート(inpaint)すると確実のようです。

生成時に「手は参照画像に忠実に」と明記すると良いでしょう。

まとめ

今回は、イラストをフィギュア化するAIのやり方!失敗しないための対処法も!についてまとめました。

  • 「Nano Banana」はGoogle謹製AI

  • 無料でイラストをフィギュア化できる

  • 素材選び&プロンプトがカギ

AIで気軽に楽しめるのは良さそうですね。

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