2025年5月21日現在、LINEとYahooのプライバシーポリシーに同意が強制になっていると話題です。

今回は、
LINEとYahooのプライバシーポリシーに同意を回避する方法はあるのか
について調査していきます。
LINEとYahooのプライバシーポリシーに同意が話題
2025年5月21日現在、LINEとYahooのプライバシーポリシーに同意が強制になっていると話題になっています。
以前のLINEでは、ポリシー改定があるたびに、
「同意する」「あとで確認する」
と選択肢がありましたが、今回からはプライバシーポリシー同意の保留ができなくなっています。
なぜ保留できなくなったのか
LINEとYahooのプライバシーポリシーの同意の保留ができなくなった理由として考えられるのが、
Zホールディングスの再編です。
LINEとYahoo!は現在、「LINEヤフー株式会社」として統合され、サービスやデータも一本化の方向へ進んでいるようです。



そのため、両サービスの個人情報が完全にリンクされる体制になったと思われます。
たとえば、
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LINEでのやりとり
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スマホの位置情報
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Yahooショッピングの購入履歴
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検索キーワード
これらすべてが、一つのIDでつながっているということだと思います。
回避方法はあるのか
プライバシーポリシーの同意を回避する方法はあるのか調べてみましたが、今のところ見つかっておりません。
いくつか挙がっている対処法も、検証した結果は以下のとおりです。
旧バージョンのアプリに戻す |
× 即アップデートを要求される |
LINEをアンインストール&再インストール |
× ポリシー画面が再表示 |
Yahoo連携を解除する |
× 同意なしでは使えない |
つまり、完全な回避は不可能だと思われます。
ですので、
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同意して使い続ける
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同意せずLINEを手放す
どちらかを選択する必要があると思います。



同意したくない人が多い理由
そもそもなぜ、同意したくない人が多いのでしょうか。
考えられる理由は以下の通りだと思われます。
①個人情報があまりにも広く取得されるから
今回のポリシー同意で対象となるデータは、以下のように非常に広範囲です。
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氏名、電話番号、メールアドレス
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端末情報、IPアドレス、位置情報
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LINEのトーク内容や通話履歴(※内容そのものは明記されていないが、不安視されている)
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Yahooでの検索履歴や購買履歴
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サードパーティ連携情報(外部サービスでの動き)
「どこまで見られているか分からない」という恐怖感があるから同意するのを躊躇っているのでしょう。
②データの使われ方が見えない
「取得された情報が、どう使われているのかが不透明」という点も、多くの人が懸念しています。
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本当にサービス改善のためだけなの?
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広告企業に売られてるのでは?
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もし漏洩したらどうなる?
こうした疑問に対する説明がユーザー側には届きにくく、信用できないという感覚を持たれると思います。



③選択肢がなく「強制」だから嫌悪感を抱く
今回の同意は、「同意しなければアプリが使えない」というのは実質的な強制だと捉えられてしまいます。
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本当に納得していないのに同意を押さざるを得ない
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「自由な判断を奪われた」と感じる
これは、多くの人が根本的に不満に感じるポイントだと思います。
④統合に対する不信感
LINEとYahooが統合した背景には、過去にLINEで起きた以下のような問題も影響しています。
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LINEの個人情報が海外からアクセス可能だった問題(2021年)
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広告表示や提携企業へのデータ提供方針への反発
このような経緯から、「LINEとYahooが手を組むことで、さらにプライバシーが侵害されるのでは?」という不信感が強まっていると思います。
世間の声
世間は今回の件をどのように思っているのでしょうか。
こうした声は、Twitter(X)、知恵袋、掲示板などで続出しています。
同意したくないけど、LINEが使えなくなるのは困るという方が多いようです。
まとめ
今回は、LINEとYahooのプライバシーポリシーに同意を回避する方法はある?についてまとめました。
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2025年5月、「同意しないとLINEが使えない」状態に突入
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背景は、LINEとYahooの統合によるプライバシーポリシー一本化
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実質的な回避策は存在しない
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情報連携の内容には、通話・位置情報・購買履歴まで含まれる
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ユーザーには強制同意の選択肢しか残されていない現状
「同意して使い続ける」か「同意せずLINEを手放す」のどちらかを選択する必要があるようです。







