高市早苗さんが日本初の女性首相となりました。
その中で話題になっているのが「ステルス旦那」という言葉。
今回は、
「ステルス旦那」という言葉の意味
について調査していきます。
ステルス旦那とは？
「ステルス旦那」というフレーズを生み出したのは、高市早苗首相の夫であり元衆議院議員の山本拓さんです。
首相就任後のインタビューでファースト・ジェントルマンとして聞かれるとこのように話されました。
欧米諸国と違って日本の場合はあまりパートナーが目立たない方がいいんでしょう。私の存在が障害にならないようにしっかり『ステルス旦那』としてサポートしたい
引用：サンスポ
ファースト・ジェントルマンとしての自覚はありませんと語り、自らを「ステルス旦那」と称したことで話題になりました。
「ステルス旦那」の意味と語源
「ステルス旦那」とは、表に出ず、陰ながらパートナーを支える夫を指す言葉だと考えられます。
もともと「ステルス（stealth）」には「隠密」「目立たない」「人目を忍ぶ」といった意味があります。
山本氏はインタビューでこう語っています。
「欧米諸国と違って、日本の場合はあまりパートナーが目立たない方がいい。
私の存在が障害にならないように、しっかり“ステルス旦那”としてサポートしたい」
つまり、「ファーストジェントルマン」という肩書きをあえて使わず、日本的な奥ゆかしさとユーモアを込めた言葉として「ステルス旦那」を選んだわけです。
「ファーストジェントルマン」との違い
「ファーストレディ」や「ファーストジェントルマン」は、もともと米国を中心とする政治文化の中で、リーダーの配偶者が公的な役割を担うことを表す表現です。
しかし、日本では政治体制や文化の違いから、配偶者が前面に出ることはあまり一般的ではありません。
山本氏の「ステルス旦那」発言には、目立たず支える日本流のファーストパートナー像を体現したいという思いが込められています。
山本拓と高市早苗は再婚だった
高市首相と山本拓さんの関係は、まるでドラマのように波瀾万丈です。
二人が出会ったのは2003年の衆院選後でした。
山本拓さんは料理好きで調理師免許も持つ家庭派タイプ。
当初はおしどり夫婦として知られましたが、2017年に一度離婚。
その後も良好な関係を保ち、2021年の自民党総裁選での支援をきっかけに4年半ぶりの再婚を果たしました。
山本拓には3人の子どもがいる
高市早苗さんに実子はいませんが、山本拓さんには前妻との間に3人の子どもがおり、高市早苗さんは彼らの「義理の母」となりました。
長男の山本健さんは現在、福井県議会議員として活躍中です。
高市首相が総裁に選ばれた際には、「健もしっかり頑張ってね」と声をかけたというエピソードもあり、家族の絆の強さを感じさせます。
まとめ
-
「ステルス旦那」とは、陰で静かにパートナーを支える夫を指す言葉。
-
由来は高市早苗首相の夫・山本拓氏の発言から。
-
「ファーストジェントルマン」とは異なり、目立たず支える日本流の配偶者像を表す。
-
山本氏の姿勢は、現代の“理想の夫婦像”として共感を呼んでいる。
山本拓さんの「ステルス旦那」宣言は、これからの日本社会における新しい夫婦のあり方を象徴する言葉として、今後ますます注目を集めそうです。
