ドラマ『それでも俺は、妻としたい』と『こんばんは、朝山家です。』があまりにも似すぎていて話題になっています。

今回は、
ドラマ『それでも俺は、妻としたい』と『こんばんは、朝山家です。』が似ている理由
について調査していきます。
『それでも俺は、妻としたい』と『こんばんは、朝山家です。』が似ている点
『それでも俺は、妻としたい』と『こんばんは、朝山家です。』がどれほど似ているのか比較してみました。
項目 | 「それでも俺は、妻としたい」 |
「こんばんは、朝山家です。」 |
放送局 | テレビ大阪/BSテレ東 | テレビ朝日 |
放送時期 | 2025年1月〜3月 | 2025年7月〜 |
脚本 | 足立紳 | 足立紳 |
主人公 | 売れない脚本家 | 売れっ子脚本家 |
ヒロイン | 本音ズバズバ系の妻 | 本音ズバズバ系の妻 |
子供 | ヤンチャ系の息子(同じ子役) | ヤンチャ系の息子(同じ子役) |
雰囲気 | 生々しくリアル |
コミカルで観やすい |
似ている部分も多く、さらに放送時期も近いため視聴者が混乱しているようです。
『それでも俺は、妻としたい』と『こんばんは、朝山家です。』が似ている理由
『それでも俺は、妻としたい』と『こんばんは、朝山家です。』が似ている理由は、
足立紳さんの2部構成ドラマだからです。
足立紳さんは、自分の人生をそのままドラマ化してしまう“自伝型”脚本家なんです。
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『それ妻』は「売れない頃の自分」
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『朝山家』は「今の売れっ子になった自分」
つまり、過去編と現在編という完全に連動した二部構成の作品だそうです。
しかも足立さんは、インタビューで「主人公=自分です」と明言しており、撮影にも実際の自宅を使ってるという徹底ぶりなんだとか。
セットで観ると2倍楽しめる
『それでも俺は、妻としたい』と『こんばんは、朝山家です。』はセットで視聴すると2倍楽しめるようになっているようです。
例えば、
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『それ妻』では「夢を追う貧乏な脚本家の苦悩」
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『朝山家』では「夢を叶えた先にある家庭とのズレ」
と、描いてるテーマはリンクしつつも、視点やトーンは絶妙に違います。



『それでも俺は、妻としたい』と『こんばんは、朝山家です。』の違う点
『それでも俺は、妻としたい』と『こんばんは、朝山家です。』には違う点もあります。
一番の違いは、「生々しさの度合い」だと言われています。
『それでも俺は、妻としたい』は、自宅をそのまま使った撮影だったこともあって、リアルすぎてちょっと息苦しくなるくらいのドキュメンタリー感があります。
逆に『朝山家』は、セットで再現されている分、どこかドラマらしいリアリティ。
エンタメとして見やすく調整されてるのがわかります。
テーマ自体はどちらも「夫婦のギスギス感」ですが、伝え方が全然違うので、受け取る印象も変わってくるようです。
そのため「似てるけど飽きない」「どっちも面白い」となるのだと思います。



放送枠も違う
放送枠の違いもポイントだと思われます。
それ妻』 |
『朝山家』 |
---|---|
深夜ドラマ(挑戦的・実験的) |
プライム枠(万人向け・洗練) |
ニッチ向け、SNSバズ狙い |
幅広い世代へ届ける構成 |
「ちょっと過激」「リアルすぎてしんどい」って思った方は『朝山家』から入ると観やすいと思います。
逆に「もっと深く掘り下げた人間ドラマが観たい」人は『それ妻』を視聴されると良いでしょう。
まとめ
今回は、『それでも俺は、妻としたい』と『こんばんは、朝山家です。』が似ている理由についてまとめました。
『それでも俺は、妻としたい』と『こんばんは、朝山家です。』は似ていますが、全く同じではありません。
同じ脚本家が同じ世界観で自分の人生を2つの時間軸から描いた 戦略的な連作ドラマだったということだと思われます。